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小川 隆

 1951年東京生まれ。60年代の対抗文化の影響を受け、人と人とのつながりを(左翼の言葉では連帯、ヒッピーの言葉では愛)求めて、翻訳家となる。こうして翻訳家グループをたちあげたのも、作者や作品世界とつながっているだけでは飽き足らなくなったため。
 おもな訳書にスターリング『タクラマカン』、ウィルスン&シェイ『イルミナティⅠ~Ⅲ』(Ⅰ<上巻>Ⅰ<下巻>)、ブラッドフォード『世界の涯まで犬たちと』、ベア『ブラッド・ミュージック』がある。
 最近ではSFマガジンで年に一度の〈スプロール・フィクション特集〉号を編集、新しい作家の紹介につとめている。ローカス誌など海外のメディアで日本の小説の紹介にも取り組んでいる。ビートルズ以来の熱烈なロック・ファンでもある。

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